連日いろいろなご相談を受けています

ヒロキ不動産 日報

ご近所に認知されてきているのでしょうか、最近不動産のご相談を受けることが増えています。

相続に備えて

空き家があるのですが、相続に備えてとりうる選択肢について、アドバイスが欲しいとのご依頼がありました。相続になってから慌てることを思えばとても良いことだと思います。

まずは机上調査から

まずgoogle mapとゼンリンの住宅地図で物件周囲の状況を把握し、ブルーマップを参照して地番を特定しようとしたのですが、ゼンリンのソフトでは松前町のブルーマップ閲覧はできないことが判明して大ショック。

対象は狭い道路沿いに建てられており、そのままではたぶん再建築不可であろうことが見て取れました。

地番がわからないので住居表示が地番とずれていないことを祈りつつ、登記情報提供サービスで物件周辺の地図を取得します。これは土地が登記上どのように配置されているかを示すもので、一般的な地図とは少々性質を異にするものです。

この地図によると、物件に接している道路だけ私有地、いわゆる私道でした。古い航空写真を確認したところ、昭和22年の写真に道路が確認できたので、2項道路かなと思っていたのですが、私道ということであれば、これは再建築は43条かななどとプロっぽいことを考えつつ、引き続き対象物件とその周囲の物件、そして私道の登記事項証明書を取得しました。

何故隣近所の物件の登記まで確認するのかというと、実は隣の物件の持ち主も同じだった、なんてことがないようにするためです。普段登記なんて見ませんから、何が出てくるかわかりません。

私道は町が保有している場合なんかもあるので、そうあって欲しいと思っていたのですが、個人の方でした。この場合売却時には通行と掘削の承諾を貰う必要があります。場合によっては多少のお金を払う必要もあるかもしれません。

隣接地は他人名義となっていました。一つは県外の方です。

そして今回の対象地の上に3件の建物登記がありました。所有者は別々で、登記を見る限り、持ち主の住所は変更されておらず、おそらく相続が発生しているのではないかと推察されました。

物件を売却する際には、登記上の所有者の住所を現住所に合わせることと、相続登記を終わらせることは必須です。相続については不動産屋の出る幕ではありませんので、机上調査はここまでになりました。

現地調査を行いました。

机上調査で見当をつけてから現地へ向かいました。

事前に話は聞いていたのですが、道が狭い。自動車を通すのは無理な幅です。ところどころ新しい建物があり、その前だけ道路後退されています。でもやっぱり車が通るのは無理です。

予想はしていましたが、建物も登記と現況が一致していません。登記を修正しないと売れません。もとより現状では再建築不可なのでおそらく買い手はいないでしょう。更地にするにしても、車両が入れないので解体も手壊しになり費用がかかります。

周囲も空き家と更地が多く、人の気配が感じられません。自治体から補助金をもらって解体しても、翌年から固定資産税は6倍に跳ね上がります。放置して特定空家に指定されても同じこと、いずれにせよ負担になることは避けられません。

持ち主さんが元気なうちに、現状を専門家に確認してもらい、やるべきことをやって売るか貸すかするのがベストです。不動産は財産だから持っておけばいい、は現代では通用しません。放置は問題の先送りですから止めるべきです。

対策をする

今回の物件については、まずやっておくこととして、

  • 必要な登記を行い、いつでも売却できるようにしておくこと
  • 物件の掃除と片づけをして、劣化により特定空家に指定されないよう維持管理を行うこと

そして物件の活用について、現状で可能な最善の策を考えましたので、それを報告書にまとめてお伝えしました(詳細はナイショです)。

参考にされて、お悩みが解決できればよいのですが。

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